POINT

インプラントとは

歯を不幸にも失ってしまった場合の治療法として、大きく分けて入れ歯、ブリッジ、インプラントという三つの方法があります。
インプラントは治療期間が長い、自費診療のために治療費が高額などのデメリットがありますがそれを補って余りある利点があります。入れ歯やブリッジと違い、残っている歯へ負担を与えるどころか軽減することができ、自分の歯に近い機能や審美性の回復が可能です。生活レベルの向上に伴い、利便性や快適性さらには審美性を求める風潮が広まるなかで、それらの要望に応えられる治療といえます。

入れ歯との違い

部分入れ歯の場合、残っている歯に金属のバネを掛けるタイプが一般的ですが、銀色のバネが目立ってしまい、女性にとっては大きな問題となります。
しかしインプラントで使用されるセラミック冠は、素材がセラミックのため、天然歯とあまり変わらない審美性を持っています。さらにインプラント体(人工歯根)とセラミック冠をつなぐアバットメント(器具)も、外からはまったく見えません。
そのため、前歯に施術を行っても審美性は十分で、周りの人にも気づかれないレベルです。入れ歯(義歯)のような不快感や違和感もないため、自分の歯と似た感覚で使え、発音もしやすいためお仕事で人と話す方におすすめです。

治療について

インプラント治療は一般的な歯科治療とは異なり、外科手術が必要となり、はじめての方は不安や恐怖心が大きく、勇気や決断も必要になるでしょう。
しかしご安心ください。麻酔はしっかりと行いますので、痛みを感じることなく処置を終えることができます。
術後は、必要に応じて化膿止めや痛み止めなども処方いたします。

治療期間

インプラントが、骨と結合するのに3ヶ月から6ヶ月ほどの時間がかかります。
それに加え、患者様の骨の量によっては骨造成が必要となり、その場合はさらに時間が必要となります。
初診から完了まで時間がかかるため、詰めものや差し歯を作る感覚に比べると長く感じるかもしれません。しかし、その期間中はインプラント体(人工歯根)が骨と結合するのを待つのみとなりますので、並行して虫歯の治療も可能です。
定期的に予防メンテナンスに通っていただければ、さほど気になることはありません。

手術後の注意点

インプラントの人工歯そのものが虫歯になることはありませんが、歯周病のリスクは天然歯と同様にあります。せっかく取りつけたインプラントです。ご自分の残存歯と共に、定期的に歯科医院で歯周病治療とメンテナンスを行い、長持ちさせましょう。
その他の注意点としては、インプラントには銀歯と同じように神経が通っていませんので、異常があっても気づきにくいことが挙げられます。
定期的にチェックして、虫歯だ、歯肉・歯茎の炎症にも気を使いましょう。
抜歯済みの部位や手術後の歯磨きについても、歯科衛生士より適切なアドバイスをいたしますのでご安心ください。
インプラント治療は外科手術ですので、ノーリスクということはありません。経験が少ない歯科医師や格安のインプラントでは不安はあります。レントゲンだけで、歯科用CTが設置されていない歯医者も、治療内容の安全性レベルが低いかもしれません。反対に、経験豊富で、セミナーや学会で研鑽を多く積んでいる歯科医師であれば、ほぼ失敗のリスクはないといえます。安心してご相談ください。

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